池田 邦彦 (Kunihiko Ikeda)

「写心花(しゃしんばな)」は、モノクロームの世界に花の「艶」を表現すべく、フィルムと印画紙にこだわりながら、2004年から10年以上に亘って制作を続けているモノクロ花写真のシリーズタイトル。
2003年には、花への造詣を深めるため、州村衛香氏の門下生として、いけばなの技術、空間の構成、そして花と向き合う心を学ぶことにより、2007年に草月流の師範資格(二級師範参与)を取得。
二科展(第90回、第92回、第94回)、日本写真家協会JPS展、日本写真家ユニオン公募展、日本写真作家協会JPA公募展に入選。


※参考データ

カメラ】
HASSELBLAD(503CX、553ELX)とCarl Zeiss S-Planar 120mmの組み合わせをメインに、MAMIYA RZ67(SEKOR MACRO C 140mm)や、Rolleiflex 2.8F(Carl Zeiss Planar 80mm)といった中判カメラが中心。
フィルム】
初期にはKODAK 125PlusXを使用していたが、生産終了後は、ILFORD FP4+に変更。当時はシュテックラー式2浴現像法を採用していた。その後は、Rollei RETRO 80S、ORTHO 25、RPX 25、EFKE 25等、高精細または低感度のフィルムをロジナール系現像液で現像することが増え、近年は、Rollei ORTHO 25とAcurol-N、Adox CMS 20とAdotech、Rollei RETRO 80SとR09の組み合わせに落ち着いている。
印画紙】
フジフィルムのバライタを使用していたが、生産終了後は、ILFORDのバライタ MGFB 1Kを使用。


活動歴 (2004年〜)
2004年 写真展 「The Arts of Lives」 東京・渋谷・ギャラリー 「ルデコ」
写真展 「晴れたり曇ったり 」 第三回展 〜六人の写真家〜
東京・新宿・アイデムフォトギャラリー「シリウス」
2005年 第90回 二科展 入選 【上野の森美術館】展示
2006年 日本写真家協会 第31回 2006 JPS展 入選
東京都美術館】【京都市美術館】【愛知県美術館】【北海道立近代美術館】巡回展示
日本写真家ユニオン 第1回 写真家ユニオン公募展 入選
新宿パークタワーホール アトリウム】【大阪府立現代美術センター】巡回展示
日本写真作家協会 第4回 JPA公募展 入選
【東京都写真美術館】【大阪市立美術館】【広島県立美術館】巡回展示
写真展 「晴れたり曇ったり」 第四回展 〜七人の写真展〜
東京・新宿・アイデムフォトギャラリー「シリウス」
2007年 いけばな「草月流」師範取得
第92回 二科展 入選 【国立新美術館】展示
株式会社ベルク「空間デザインのためのアートデコ」にて作品の取り扱い開始   PDFはこちら
2008年 写真展 「晴れたり曇ったり」 第五回展 〜「はたらく」〜
東京・新宿・アイデムフォトギャラリー「シリウス」
「花の巡礼」 (高橋順子著) 小学館刊 ※作品提供
2009年 写真展 「晴れたり曇ったり」 第六回展 〜私の写・心・気〜
東京・新宿・アイデムフォトギャラリー「シリウス」
 
第94回 二科展 入選 【国立新美術館】展示
オルビス株式会社様 「FREGE」会員誌 ※表紙撮影
滑ロ井工文社様 60周年カレンダー「華寿の暦」 ※写真提供
2010年 オルビス株式会社様 「FREGE」会員誌 ※表紙撮影
2011年 オルビス株式会社様 「FREGE」会員誌 ※表紙撮影
2013年 写真展 「晴れたり曇ったり」 第七回展
東京・新宿・アイデムフォトギャラリー「シリウス」
2014年 写真展「花つづり」
東京・白金高輪「クーリーズ・クリーク」(10/27〜)
2015年 写真展「花つづり」
東京・白金高輪「クーリーズ・クリーク」
(〜2/21)
写真展「花つづり 第二章/あなたへ」
東京・恵比寿「America-Bashi Gallery」
(10/21〜11/1)
2016年 写真展「MONOCHROSE」
東京・六本木「市兵衛町画廊」
(4/8〜4/28)
写真集「MONOCHROSE」刊行 ※市兵衛町画廊にお問い合わせください:tamaki@ichibeicho.com
2020年 NHK Eテレ「趣味どきっ!」花と暮らす#7に出演(1/22)

"Shashinbana" Copyright(C)2004-2024 Kunihiko Ikeda. All Rights Reserved.